Shirley and Lee  「Let The Good Times Roll」







最近デュエット物をよく聴いています。
SoulやR&Bでデュエットものは結構ありますが、50年代のR&Bで
デュエットといえばこの2人。Shirley and Leeです。
このアルバムは50年代のAladdin録音の集大成で60年代に出た
ものです。
タイトル曲「Let The Good Times Roll」はいろんな人にカバーされ
ている名曲ですが、その他にもナイスな曲のオンパレードです。
この2人の良さは、何といってもShirleyの幼く甲高い声とLeeの若い
のに落ち着いたブルージーな声の対照的なところ。
2人とも10代で、しかも恋人同士という事でラブリーな感じが歌に
滲み出ている気がします。
それから、そんなキャッチーな歌声を支えるバックバンドがこれまた
何とも重厚なニューオリンズサウンドファッツ・ドミノのレコードで
録音しているミュージシャン達が参加しています。
曲も演奏も50年代のR&Bのあの雰囲気、オイシイところ満載です。
50年代当時はかなりヒットしていたようですが、Aladdin倒産後、
61年にはニューヨークのWarwick、それからImperialに移るものの
ヒットは生まれずに解散。それぞれソロで活動したようですが、パッと
しなかったようです。子役で人気があっても大人になってパッとしない
のと似ているのかなあ。
とにかく、この時期の録音は楽しいです。いろんなコンピ盤にも入って
いると思いますし、オススメです。



こんな動画もあったりして。






う〜ん、マニアックな人がいますねえ。レコード好きには堪りません。
このレコード欲しいなあ。。。