Epiphone


たまにはギターのお話でも。
僕はEpiphoneのギターが大好きです。
しかしEpiphoneと言えば、今はGibsonの廉価モデル(韓国製、中国製)
というイメージが強いみたいで”あの安いやつね”と思われたりします。
もちろん今のモデルでも充分、イイ音は出ると思います。
僕も96年のCASINO(韓国製)を持っていますが、なかなか作りが良い
と感じています。それに安いモデルで良い演奏をする方がカッコイイと
思ったりもします。まあ、僕の腕では高いギターでも安い音が出たりして。
僕は61年のSorrentoを使っていますが、以前、演奏中にお客さんが
「エピでも良い音するね」と話しているのが聴こえてきました。
やっぱりそんなイメージか〜、と思いつつ、それもいいかなと思いました。
 話が逸れましたが、僕が特に好きなのは昔のEpiphoneです。
その昔、Gibsonのライバルだった時代を経て、57年にGibsonに吸収されて
からもライバル的な存在で個性的なモデルが沢山作られています。
吸収後はGibsonのカラマズー工場で作られていたのに、Gibsonの各モデル
の対抗馬的なモデルを作り続けていて面白いです。僕の使っているSorrento
Gibsonで言えばES−125Tの対抗馬ですが、ピックアップがES-125Tの
P-90ではなくて、ミニハムなのが気に入っています。その為、サウンド
大幅に違います。P-90も捨てがたいですけど。
因みに、Gibsonのミニハムといえば、69年のレスポールデラックスですが、
それよりも先にSorrentoに採用されていたのです。フフ。
あと、Sorrentoは60年から70年の10年間作られていますが、微妙に仕様が
違います。初期(60〜61年)はヘッドがファットヘッドといって、その後
の形と較べてズングリしていて、ポジションマークもその後のオーバルでは
なくてドットです。まあ、どっちでも良いですけど。
その他にもHaward Robertsモデル(僕はリイシューしか持っていません・・・)
とか、Century、Riviera、Sheratonなど、魅力的なギターが多いです。
そんな中でも以前から欲しいと思っていた1本がありまして、古いギター
としては決して高くは無いけれど、僕には簡単には買えなかったのです。
しかし最近、心境の変化もあり、買わなきゃ。と、思い立ったのです。
その為にグレッチとフェンダーのアンプを手放して、地道に探していましたが、
ついに・・・


ふぅ・・・こんな話、普段は誰も聞いてくれないので、書いたらスッキリしました。