Willie Hightower 「Poor Man」



アラバマ出身のソウルシンガー。サム・クックのフォロワーと言われていますが、確かにサム・クックを感じるものの、サム・クックの繊細さに泥臭さが加わった感じでサザンソウルのディープさがある、いや、サザンソウルという言葉よりあえて「南部臭が漂う」という表現を使いたい感じ。哀愁のあるバラード系の楽曲では抜群の魅力があります。EnjoyやCapitolの後、Fameから3枚のシングルを出していますが、このシングルは1971年、FAMEからの3枚目、George Jackson作のBack Road Into TownのB面のミディアムナンバー。僕はこの曲が大好きで、FAME、Willie Hightowerと聞けばこれが頭に浮かびます。歌いだしの声を聴くたびにグッと来る、何度聞いてもその感覚が色褪せません。好き過ぎて2枚持っていましたが、毎月レコードをかけるOTIS’にプレゼントしました。この盤を持っていかない日でも聴きたくなった時に聴けます(笑)FAMEものでは好きな曲が山ほどありますが、昨夜から改めて引っ張り出して聴いています。それは何故かと言うと、つまり・・・みんなに遅れてMUSCLE SHOALSをDVDで観てみんなに遅れて盛り上がっているのです(^_^;)