雑煮



正月と言えば御節料理ですが、同じくらい楽しみにしているのが雑煮。
僕の両親は長崎出身という事で小さい頃から雑煮は具雑煮
地元の雑煮を初めて出された時は具が無い事に驚きました。そういえば、僕の小さい頃は両親も若く、家の中では長崎弁が普通に使われていました。
母親は僕が21の時に亡くなっているのですが、亡くなる前に僕は一人暮らしからしばらく実家に戻って看病していました。余命を宣告されていたので、聞いておきたい事をいろいろと聞いていましたが、その中に雑煮のレシピがありました。聞いておかないと、この辺りではもう食べられないと思ったのです。
僕も若かったし、ほとんど料理もしていなかったから、今、その通りに再現できているのかは解りません。でも食べる度に母親の事を思い出すから正解だと思います。カミサンが作っても母親の味です。最高に美味しいです。
いつか長崎のおばさんのところで、我が家の雑煮と較べてみたいなあ。