夏



昨日は地元の精霊流しでした。
毎年7月15日にあるのですが、これに行くと「夏だな〜」と思います。
振り返ると22歳の時に母親が亡くなってから行くようになって、まあ、途中でいろいろあった時期があり、行かなかった時もありますので、あれですが(笑)ここしばらく毎年行っています。
灯篭には自由にいろんな事が書かれているのですが、灯篭を眺めると、書いてある内容からその家の人たちの想いや様子が想像できて面白いです。中にはキュンとするような灯篭もあります。
我が家の灯篭は、昔は母親の戒名を書くくらいだったのが、息子が生まれてからはポケモンドラえもんの絵を書いたりして、戒名も今は親父と母親の二人分を並べて書いています。
母親が亡くなってから19年、いろんな事があったなあ。と、時の流れを感じたりしました。
この間、息子と話していたら「一度でいいからお父さんのお母さんに会ってみたかったなあ」と言いました。
「だよな、お父さんも、お前とおばあちゃんが遊んでいる姿が見たかったよ」と言いつつ
「でもおばあちゃんはいつも天国から見守っていてくれているんだから、いつもありがとうって、たまには思い出せよ」
と言っておきました。
が、ふと、これまでの自分を振り返ると・・・
とても親には見せられない姿や、生きていたらとても心配をかけたであろう事も沢山あったり、ちょっと恥ずかしい気分になったりして。
もっとちゃんとしよう。と思う夏です。