へらへらぼっちゃん




最近、特に今週は飲む機会が多いです。
で、2日前、泥酔して終電で帰る時に読んでたら妙にハマリました。
町田康の「へらへらぼっちゃん」です。
町田康といえば、町田町蔵、そうです、パンクの人です。
80年代にINUというバンドで「飯食うな」でデビュー。かなりブッ飛んだ歌でした。
その後、90年代に入ってから町田康として小説を書いていますが、これがまた良いんです。
今考えると、当時、意味が解らないなあ〜と思っていた歌詞も、ひょっとして文学(?)だったのか?と思えます。
ちなみに、最初は同人物だとは知らずに読んでいました。
この人の書く文章というか言葉、世界が好きで、いろいろ読みました。というか今も読み続けています。
しかし、まあ、この人の日本語は最高です。
この「へらへらぼっちゃん」はエッセー集なので、町田康の普段の姿が想像できて面白いです。
なんともヘタレで最低で最高にオカシイ生活が描かれています。
泥酔していても、これを読んだら、自分なんてまだまだ。。。と思えるのです。