47回目


昨夜はSlow Blues、第2火曜日ひろっぷくでした。
祝日の前夜という事もあってか、ひろっぷく狙いなのか(そう願いたい(^_^;))、結構な賑わいでした。
セッションは久しぶりにお会いする方や初めての方まで、いいプレイが沢山聴けて楽しかったです。



そして、若手の佐藤くんが仕事で関東へ戻ってしまうという事で、昨夜が最後でした。
知り合った頃と比べてメキメキ上達して、特に歌うようになってからの成長はすごかったです。
ライブにもよく来てくれたたし、イイやつだったので、とっても淋しい。
しかし、また名古屋に来る機会もありそうだし、東京のセッションへも通うと思うので、いつか一緒にやれる時もあると思う。
その時を楽しみにしています。


今回のひろっぷくは、先月が重〜い内容だったので、正反対のやつを持って行きました。



「Bawdy Blues」
このアルバムは74年の日本盤で、中村とうようさん監修の1935〜1940年のブルース、しかも下ネタブルースを集めたもの。よく下ネタの歌はありますが、比喩であったり、ソフトなものが多いですが、ここに入っているブルースは直接的な、身も蓋もない内容の歌が多い(笑)しかし、その歌も表現力というか、世界観がしっかりとあって、とっても良いのです。僕はこれは日本盤の名盤だと思っています。そして、三井徹さんの解説がまた面白いのです。という事で、この中から3曲かけました。


1.Let Your Linen Hang Low
2.Blue Bloomer Blues
3.My Daddy Rocks Me


1.Let Your Linen Hang Lowはギターのチャーリー・マッコイとロゼッタ・ハウアドの掛け合いが面白い曲で、その下着をさげてくれ、下着はさげないわ、と続き、1ドル50セントなら下げてもいいわと続く、何ともほのぼのとした内容。2人の歌の表情がとても良いのです。いつかカバーしたい曲です。2.Blue Bloomer Bluesはホイスリン・アレクス・ムアという人が歌っていますが、下着を下げてくれ〜の次の段階。ブルマを下げた後の歌です。この曲の三井さんの解説ですが「ブルーマーはアメリカ人の発明になるもので、1849年にアメリア・ブルーマーという女性が発明したのだという。レントゲンはレントゲン先生が発見し、サンドイッチはサンドイッチ伯爵が工夫し、コンドームはコンドーム大佐が考案し、ブルーマーはブルーマー女史が考え出したわけである。」という、全くどうでも良い豆知識がねじ込まれているのです。たまりません。そして3.My Daddy Rocks Meはトリクシー・スミスという女性が歌う、果てしなく行為を行う絶倫男の歌。行為を続けながら時計を見ると、1時、3時、6時、10時と経っていく、それでも続いていくという、当時はもちろんバイ○○ラも無かったと思うので、とんでもなく逞しい歌。と、こういう文章だけでは良さが伝わらないのが悔しいところ。どの曲も音のアレンジや歌の表情が豊かで、とても味わい深いのです。是時、見つけたら聴いてみて欲しいアルバムです。
来月は、もう少しマジメなやつにします(^_^;)