歌の力


ご存知の方もいますが、今年、自治会の役員がまわってきて、忙しい事になっております。
日曜日は自治会の敬老会でした。
当日は朝8時から何故か会場まわりの草刈から始め、会場設営、本番、後片付け、
ご苦労さん会・・・と、夜まで働き、疲れと飲酒でグッタリでした。
僕は小さい頃からずっと祖父母がいなかったので、お年寄りと接する事がなく、準備は面倒だと
思いながらも、どんなものかと興味深々でした。ヨボヨボで大丈夫か?と思うような人も多かった
ですが、予想以上にお年寄りは元気だという事がわかりました(笑)
そんな中、少し感動した事。
ゲストに津軽三味線のグループを呼んだのです。この地域で活動している人達ですが、
なかなか上手いと評判だそうで。もちろん、僕なんて全く知らない世界です。
で、オジサン、オバサン達が三味線を弾き始めて、その力強さに聴き入っていたのですが
その中の1人のオバサンが歌い始めた時、その歌声にビックリ。釘付けになりました。
まずその声の美しさ、綺麗に通って力強い、音程も正確、ビブラートはテクニックではなくて
歌の感情表現としてごく自然に効果的に使われていました。
そして何より感じたのは、その歌声が、キュートでセクシーだったという事。
歌を聴いた後、そのオバサンが急にキュートでセクシーに見えてきました(笑)
本当、ときめいてしまったもんね。
民謡なんて聴いた事も無いのですが、ジャンルに関係なく、一見普通のオバサンを
キュートでセクシーな女性に変えてしまう、『歌の力』というものに改めて感動したのでした。


僕も演奏している時だけでも、セクシーでナイスなガイに変身できるように精進したいと思います(笑)