Jimmy Reed   「ROCKIN' with REED」




今年はセッションとか行こうかな、じゃ、スタンダードな曲を何か覚えなきゃ。
と思い、最近、Jimmy Reedをよく聴いていました。
大好きで、以前はよく聴いていました。いざ自分が演奏するつもりで聴いてみると、
難しい曲が多いです。だって、小節がいい加減だったり、何より、独特のゆるーいノリが
出せないと思ってしまうのです。あのノリじゃなければJimmy Reedではない、
あのノリじゃなければ別の人の曲でも良いのではないか・・・
なーんて、偏屈に考えたりしつつ、結局は再現できないまま、演っちゃってます(笑)


Jimmy Reed 「ROCKIN' with REED」
59年、Vee Jayからの2枚目です。何といってもこのジャケが好きです。
ジミーと一緒にロッキンしようぜ!というタイトルと、全体の色合い、宇宙人みたいな耳・・・
内容は全編いつものJimmy Reed節。他のVee Jayのアルバムも大好きなので、
このアルバムだけ突出してココがスゴイ!という事もありませんが、何故かよく聴きました。
Jimmy Reedと言えば、相棒のEddie Taylorのサイドギター、特にウォーキンベース調の
プレイと本人のシンプルなギター、高音で素朴なハープ、全く力が入ってない感じの唄、
ユルユルのシャッフル・・・など、どのアルバムでも同じ感触が味わえます。
何といってもこの人の魅力は、熱いブルースとは対極の世界、酔ってゴキゲンな感じ、
レイドバックした感じだと思うのです。
因みにこのレコード、1stプレスと2ndプレスと日本盤、3枚持っています(笑)