Sam Cooke 「Complete Recordings of Sam Cooke With Soul Stirrers」






一時期よりも減りましたが、今年もいろいろとレコードやCDを買いました。
そして、今年の締めくくりはこれです。
Sam Cooke「Complete Recordings of Sam Cooke With Soul Stirrers」
Sam Cookeは大好きで、KEENRCA時代のアルバムは結構持っていますが、
キャリアの初期、Soul Stirrers時代のアルバムは、なかなか網羅できなかったのです。
そもそもSoul Stirrers時代は、そこまで掘り下げて聴き込んでいませんでした。
ふと思い出し、持っていた編集盤のCDを久しぶりに聴いたところ、改めてその時代の
素晴らしさにノックアウトされてしまいました。
聴きたくて聴きたくてアルバムを探したところ、このSpecialtyの3枚組を発見しました。
2002年に出ていたのね。もっと早く聴けば良かったです。
Sam Cookeは1950年19歳の時にSoul Stirrersに参加しソロになるまで腕を磨きますが、
このCDには、まさにダイヤモンドの原石が磨かれて輝いていく過程が記録されています。
Gosplのスタイルですので、唄が際立つのは当然ですが、あの歌声が好きな方なら、
このCDをヘッドホンで聴いて目を閉じていると、至福の時が過ごせます。
特に後半のライブ音源なんて鳥肌もの。これだけで買う価値ありです。
唄の力、音楽の力とは何か、解らなくなったり、迷った時にはこれを聴く事にします。
・・・あ、でも、そういうアルバム沢山あるなあ(笑)
とにかく、いい締めくくりになりました。
来年もいい音楽に沢山出会えますように。