Fats Domino 「Lets Play Fats Domino」



  




久しぶりにオークションでレコードを買いました。
別のレコードを探していたら、たまたま見つけました。
Fats DominoのImperial盤、しかもオリジナル、しかも持っていない盤が
ビックリ価格だったので、即落札。たまーにあります。こんなラッキーが。
Fats Dominoと言えば、Blueberry HillにBlue Mondayをはじめ、
数々のヒットを出している超大物。確かロックの殿堂入もしています。
魅力は何と言ってもブギ・ウギ・ピアノとのどかな(?)歌声。
ノリノリの曲もスローの曲も味わい深くて、BluesとかSoulとかでは
括れない、ましてや、ニューオーリンズという地域性でも括れません。
僕の聴いた限り、50〜60年代のImperial時代のFats Dominoで、
こりゃダメだという盤に出会ったことがありません。
専門家の意見はいろいろあるかもしれませんが、僕の聴いた範囲、
僕の感性では、全て良いです。
このレコード、59年の「Lets Play Fats Domino」は地味目ではありますが、
バッチリ楽しめました。



聴きながら、ふと思ったのですが・・・ノイズは多いものの、オリジナルで、
しかもそれほど知られていない盤で、良い音楽を見つけ出してきて
それをBGMにして、本を読んだり、ネットやったり、ギターの弦を張り替えたり
するのは、何だかとても贅沢な事のような気がしてきました。
・・・って、そうでもないか。普通はそんな事、何とも思わないかぁ。