Washboard Sam



某サイトでSP盤の話題が盛り上がっていて、読んでいて
すごく勉強になりました。戦前ブルースの録音に関する事、
CD化されているものの回転数がオリジナルと違う(ピッチ、
テンポ、歌声が違う!)・・・など、かなりマニアックな内容
ですが、面白かったです。
それにしても、世の中にはいろんな拘りを持った人、すごい
知識を持った人、マニアな人がいるんだなあ。と、驚きました。
そんな人達の話を読み、知ることができる、ネットの存在も
素晴らしいなあ。と、改めて感じました。


そんな事もあって、僕も自分が持っている数少ないSP盤
聴き直したりしています。
で、改めて良いなーと思った人。Washboard Samです。
その名の通り洗濯板の奏者ですが、それよりも素晴らしい
ボーカリストだと思うのです。名前にインパクトがありますが、
その音、歌声はものすごくカッコイイです。もちろん、洗濯板の
リズムも素晴らしいです。
特に、Big Bill Broonzyとの録音が好きでよく聴いていました。
録音が多い(写真のブルーバードには160曲以上!)ですが、
それだけソングライターとして、奏者として、アーティストからの
需要も多く、人気があったのだと思います。
あと・・・洗濯板は楽器として知られていますが、この人の洗濯板
のカスタム具合がこれまたイカしています。カウベルとか鳴り物を
洗濯板に付けている人は多いですが、この人はレコードのターン
テーブルを付けていて、見た目もグーです。
きっと、洗濯板にも深い世界があるのだと思います。。。