SG-1000



身辺整理は続く。今日はこれを掃除してみた。
YAMAHASG-1000です。日本の名器だと思うのですよ。これは。
で、少し思い出を。
僕が中学1年の時の話。母親の友達の息子さんが仕事中に指を
怪我(指先を切断)したのを機にギターからベースに転向した。
で、太っ腹な事に、そんなにギターが好きなら・・・という事で
僕にくれたのです。当時、ギターを始めたばかりで、兄貴の友達
から借りた、確かフレッシャーの安物ストラトモデルを使っていた。
それに較べて貰ったSGは、なんとも高級感のあるギターだと思った
ものです。重いし。音の良さ、弾きやすさ、作りの良さは
中1のお子ちゃまで素人の僕にも判るくらい。
それからは、とにかくこれを使って練習しまっくていたのです。
中学生の頃はそのお兄さんのライブをよく観に行ったなあ。
本当に上手くて、カッコよかった。
で、月日が流れ・・・
27才くらいの頃、地元の年上の年代の人達とバンドを演ったり
ライブ用にセッションしたりしていた中で、偶然にもギターをくれた
お兄さんに再会。初めは気付かなかったけど、話をするうちに。。。
お互いビックリ。
一緒にライブを演った時には、ジーンときた。
だってギターを始めた頃、音楽に目覚めた頃、本当に刺激になった、
音楽に夢中になったきっかけをくれた人と、一緒に演奏する日が
来るなんて。。。お互い音楽を続けていなかったら再会する事も
なかっただろうし。
その後、ちょくちょく顔を合わせ、飲んだりしています。
最近は触る事がほとんどないけれど、このギターを触る度に
音楽の縁、人の縁の不思議さについて考えてしまうのです。
と、今日も夜が更けていくのです。。。