"Ray"を観た


今頃ですが、昨日ようやく映画「Ray」を観た。
これまでレコードを聴きながら想像していた世界が、具体的な映像として
観られた事がなんとも楽しかった。特にロウウェル・フルスンとのツアーの
シーンが好きだなぁ。レイレッツってそうやって参加したのか、とか、
あの曲はあんな風に生まれたのか、ああやって録音していたのか!
なんて発見もいっぱい。
ジェイミー・フォックスの演技が絶賛されていたので、どんな物かと思ったら、
ホント、モノマネを越えて本人が乗り移ったみたい。何と言ってもピアノかな。
あとは体の揺らし方とか。すごいリアル。
ストーリーとしては、弟の溺死のトラウマ、決して甘やかさなかった母親の存在、
名声の裏で複数の愛人、そして麻薬に手を出し、その生活は荒れていき、
1965年、麻薬で逮捕され、そして厚生し・・・
簡単に言えば自由奔放で芸術肌の頑固者、結構ムチャクチャな人。
結局、それを支え続けた奥さんが一番スゴイよなぁ。なんて思ったりして。
レイ・チャールズを知らない人にもオススメ。DVD買おうかな。
しかし、あんなによく来日していたのに、結局一度も生で聴いた事がなかった。
ああ、本当に悔やまれる・・・
ここしばらくはレイ・チャールズばかり聴いてしまいそう。