DONNY HATHAWAY 「LIVE」


秋ですねえ。すっかり涼しくなってきました。
夜、寝る前の1時間くらい、窓を開けてお酒を飲みながらボーッと音楽を聴く時間が増えています。
で、最近の気分はこれ。


DONNY HATHAWAY 「LIVE」
(1972 ATCO SD33-386)
71年のライブ盤。LAとNYでの録音です。
これはもう、名盤中の名盤。
黒人中心の聴衆だと思いますが、演奏も歌も聴衆も真っ黒です。
かと言って熱すぎない、メローという言葉が合うのかな。心地よい音楽。
1曲目のWHAT'S GOIN'ONやJEALOUS GUY(ジョン・レノンね)、
YOU'VE GOT A FRIEND などの選曲もすごく自然な感じで溶け合っています。
そして、この人の歌声というのは、本当に素晴らしいのですが、
そのピアノ、オルガンのプレイも同じくらい素晴らしいと思うのです。
全編、満足できる盤ですが、一番のお気に入りはラストのEVRYTHING IS EVERYTHINGです。
リズム、そしてオルガン、コーネルデュプリ−のギター、最高です。
音楽って素晴らしい、生きてて良かった〜という気持ちになってしまいます。
(いやいや、言い過ぎではないですよ。本当に。)
この曲だけで3杯はいけます。