ボントンルレ




昨夜はOTIS'にボントンルレを観に行きました。
随分昔に観たことはあるし、CDも聴いた事あるし、ボントンルレがカッコイイ事はよくわかっていました。
でもOTIS'でやると聞いた時に絶対観たいと思ったのです。あの距離で、あの空間で、絶対に熱いに決まっています。
実際には、想像を遥かに超えてカッコよかったです。
正直、以前の印象が塗り替えられるくらい、改めてシビれました。
何といっても強力なリズム。あれをかぶりつきで体験できるのは本当に幸せ。
そして、今回一番グッときたのは、最近の曲の素晴らしさ。
そもそも僕が知らない曲の多くは僕が聴いていたCDの後の曲だと思うけど、最近作った曲です。と言いながら始まる曲がすべて素晴らしい。
一回り以上違う大先輩達が目の前で強烈なグルーブとカッコイイ曲を繰り出していて、しかも現在進行形で進化しているのです。
あれを観たら刺激を受けないはずがありません。
黒人音楽を知り尽くした上で自分の曲を表現する。そんな人は多いですが、全部が良いわけでは無いと思うのです。
解釈の仕方やセンスはもちろんですが、好きな事へのリスペクトと良い音楽を追求する貧欲さが桁外れで、しかもそれを意識しないで自然な事として楽しんでいる。そんな風に感じたし、僕もそうありたいと思ったのでした。
いやあ、しかしカッコよかったなあ。