Betty Davis  「Nasty Gal」



疲れていたのでしっとりと女性ヴォーカルを聴いて癒されようと思い、
棚を漁っていたら、このレコードを見つけて、久しぶりに聴いています。
全く気分と違うのに、聴き始めたら止まりません。
真っ黒でブリブリのFunkに癒されております。


Betty Davis 「Nasty Gal」
1975年の3枚目。僕がFunkのアルバムを選ぶとしたら、欠かせない1枚です。
スライやグラハム・セントラル・ステーション、パーラメントとかFunkを聴いていた
時に出合ったレコードです。
ジミヘンとの交流、マイルス・デイビスの2番目の奥さんだった事、マイルスが
ブラック・ミュージックに傾倒していく時期がありますが、その影響を与えた人
として有名。
このアルバムの時には既にマイルスと離婚していますが、1曲、マイルスと
共演しています。強力なFunkばかり入っているこのアルバムで、その1曲だけ
しっとりとしたバラードで、余計に美しさ、切なさが際立ちます。
歌のクセがあるので、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、このアルバム、
ニヤけてしまうくらいのFunkが溢れています。
しかし、作曲やアレンジ、プロデュースも本人が手掛けているし、このセンス、
歌、ルックス(元モデル)・・・本当、強烈な人です。
こんな人に踏んづけられながらギター弾いてみたいです(笑)