Japan Blues Carnival


昨日はJapan Blues Carnivalということで、Bottom Line
Chris Thomas KingとRobert Crayを聴きに行きました。
会場ではToby前田さんや今野邦彦くんと会ったり、見たこと
ある人が何人も。いつも思うのは、予想以上に老若男女、
沢山の人がBluesを聴きに来ている事。ふと、同じ音楽が
好きなんだから、皆、友達になれるんじゃないかと思ったりして。
まずはChris Thomas King。
数年前、新世代のBluesという事でHip HopとBluesを融合
させたようなアルバムを出したかと思えば、Blues Projectの
映画でBlind Willie Johnsonの役でカントリーブルースを演ったり、
すごく器用な人という印象を持っていました。
今回はシンプルにドラムと二人。本人はアコギ、鍵盤で演って
いました。出だし、怪しいところもありましたが、やっぱり
Bluesの人だなあと感じました。特に歌が良かったです。
そしてRobert Cray。予想をかなり上回っていました。
昔はモダンブルースの新星みたいなイメージがありましたが、
考えてみればもう大ベテランだし、貫禄も出ていました。
かぶりつきで聴いていましたが、とにかくギターが冴えていました。
ボリュームやPUのセレクターを細かく動かしていて、それが
すごく自然で、まるでギターが体の一部みたいな感じでした。
それから尋常じゃないビブラート・・・
すごく難しい事を演っているのに、歌が良いので簡単に(自然に)
弾いているようにも見えました。
バンドサウンドも気持ち良くて、歌もソウルフル、そして
ギターもすごい。気持ち良い音を浴びてきました。
帰りにToby前田さんと出待ちして、本人に握手してもらいました。
大きくて柔らかい手でした。それに、本当に人柄が良さそうで、
音には人柄があらわれるんだなあと、実感。
刺激を沢山受けた夜でした。やっぱりライブはいいなあ。