「House Of The Blues」


 

久しぶりにレコードの話を。
ジョン・リーのブギが聴きたくなってレコード棚を探していたら、
ついついこのジャケに見とれてしまいました。
違うレコードを探していたのに・・・
昔はこのジャケを見て、遠いミシシッピの世界を想像していました。
ホントにブルースの雰囲気溢れるジャケだと思うのです。


John Lee Hooker 「House Of The Blues」
(CHESS LP1438)
51〜54年の録音。チェスへは51年から録音。
1曲目の奇妙な音にビビリますが、その他はいつものダウンホーム・ブルース。
濃い〜です。48年のデビューからいろんなレーベルで録音していますが、
チェス時代も変わりなく。このアルバムではブギよりも弾き語りスローがお気に入り。
初期のモダン録音やVeeJey、KING、CROWN、それからキャンドヒートとの競演盤、
晩年の録音・・・などなど、本当にカッコいいアルバムが多いです。
それに昔の映像なんか見たらシビレちゃいます。
ワンコードのブギでお姉ちゃんが踊りまくる姿を見ていると、
音楽の楽しさ、カッコよさって、これだ!
コードなんて1つでもいいじゃん!
カオス状態が作れればそれでいいじゃん!気持ちいい!!!
・・・と思うのですが、自分にはできません。