アナログばか一代




昨夜は得三のアナログばか一代に参加しました。
音楽評論家の湯浅学さんと得三の森田さんがレコードをかけながらアレコレお喋りするというイベントにヒロキとマナブでSP盤のゲストで呼ばれました。
湯浅学さんと言えば、数々のライナーノーツや音楽誌でその文章を沢山読んでいたし、幻の名盤解放同盟をはじめ、濃い〜活動をしている方。どんなイベントになるのか、よくわからないまま、とにかくバレンタインデーに因んで恋の歌を選んで行きました。まあ、昔のブルースやR&Bはほとんど恋の歌ですけど(笑)
店に入って、そのセッティングを見た瞬間、これは面白いことになるぞ〜とワクワク。湯浅さんや森田さんと音楽の話をしていたら楽しくて楽しくて、自分達がSP盤をかける事よりも、イベントそのものが楽しみで仕方なくなりました。
レコードを聴くイベントに果たしてお客さんは来るのかな?と少し不安でしたが、続々と音楽ファンが訪れて、その不安も吹き飛びました。




本番では湯浅さんと森田さんのトークが面白くて、目からウロコが落ちる曲が何曲もかかり、楽しくて楽しくて最高。
お客さんも、本当に音楽が好きで楽しんでいている様子で、ああ、こういう音楽の楽しみ方もあるんだなあ〜、音楽ってやっぱりいいな。なんて思いました。そして、この人とこの人があれで、これで、と、いろんな人の繋がりもあり、なんか面白かったなあ。



ふらっと来店した三宅さんともSPの話で盛り上がりました。
三宅さんも湯川さんも僕にとっては遠い存在ですが、好きな音楽の話になると距離が一気に近づく、これまでの繋がりや楽しんできた事の積み重ねもあるけど、なんだか嬉しい体験。
音楽の楽しみ方はいろいろだけど、本当に好きで、詳しくて、のめり込んでいて、楽しんでいる人は沢山いるものです。
それはプレイヤーとかリスナーとか関係なく、ジャンルも関係なく、ましてや知識量や経験とか関係なく、好きな事に貪欲な人、楽しんでいる人は面白い。
僕も僕なりに好きな音楽を思いっきり楽しみたいな。なんて思いました。
僕よりクレイジーな人は沢山いるから、まだまだ大丈夫。なんて妙な安心感を感じたりして。
とにかく、めちゃめちゃいい夜でした。
また企画して欲しいなあ。